『こいなか』や『こいちゃ』のeRONDO代表 三ツ矢新氏にインタビュー!

eRONDO 三ツ矢新 インタビュー

目次

「固定観念にとらわれなければ、なんだってできます」────業界の荒波を乗り越えてきた男が語るエロゲ論とは?    

────ゲーム会社に入ったきっかけを教えていただけますか?

三ツ矢新:ゲーム雑誌の『PCエンジェル』で
「田所広成の弟子募集」【※】という企画があって、そこに応募したのがきっかけです。
そこから21年間、エロゲ業界の海を漂っています。
僕の経歴を最初から話していくと長くなってしまいますので、
田所さんの自伝に掲載されている『エロゲ海の奇人列伝、三ツ矢新』の章を
読んでいただくと分かりやすいかもしれません。


※『田所広成』
ゲームブランドの『F&C』(旧:カクテルソフト)でシナリオライターとして活躍。
その後、『ストーンヘッズ』や『アナログファクトリー』では代表も務めていた。

●『田所広成の反省記 業界の浮雲児が見た90年代エロゲの時代』

上下巻でBOOTHより発売中。
「俺が出会ったエロゲ海の奇人列伝8 三ツ矢新」は下巻に収録。
https://rerere-rec.booth.pm/items/949224
────高校を卒業してすぐにこの業界へ飛び込んだと伺っていますが、
最初はどの職種で始めたのでしょうか?

三ツ矢新:最初は全く技術がなかったので、何者でもありませんでした。
まずは見習いとして、シナリオとCGとプログラムとデバッグを同時に教えていただきました。
田所さんの意図としては、僕をディレクターにしたかったらしいです。


────三ツ矢さんは、現在おいくつですか?

三ツ矢新:40歳です。業界歴は21年になります。
エロゲ業界はこの年代の方が多いんですよ。
いわゆるエロゲ第二世代と言いますか、
蛭田さん(蛭田昌人氏)、田所さんのひとつ下くらいの世代ですね。
その中では独立が遅かった方です。

自分でブランドを立ち上げるまでは、田所さんやゲーム会社の
『ストーンヘッズ』に15年ほど関わっていました。
田所さんは雇われ社長で『ストーンヘッズ』には別にオーナーさんが
いたんですけど、彼から「製作中のゲームを完成させて欲しい」と頼まれたことが
何度かありました。制作がストップしている企画をなんとか完成させて、商品化させる。

要するに、僕はまだ形になっていない企画や注文をなんとかする人なんですよね。
ディレクターとして、足りていない部分を修復しながら完成させていく。
僕はこういったお仕事を21年間やってきたので、できないことはないと思っています。
固定観念にとらわれなければ、なんだってできます。


────今は『eRONDO』というブランドで活動されていますが、
それ以前はフリーだったのでしょうか?

三ツ矢新:最初は『ストーンヘッズ』や『アナログファクトリー』という
田所さんが立ち上げた会社で働いていました。
それからゲーム会社の『Jellyfish』でしばらくお世話になった後、フリーになりました。

その頃、『ストーンヘッズ』のオーナーさんにまた声をかけていただいて、
『Sweet Home ~Hなお姉さんは好きですか?~』というゲームの
文字校正を担当することになりました。
作業が終わると連絡が来て「ディレクターが居ないから代わりに作ってくれない?」って。
そういった経緯で、文字校正だけのはずがディレクターとして
『Sweet Home ~Hなお姉さんは好きですか?~』に関わることになったんです。
なんとかゲームを完成させて、ようやく一段楽ついたなと思っていたら、
次は『仏蘭西少女 ~Une Fille Blanche~』のディレクターを頼まれました。

ただ、このまま制作を続けると開発資金が足りなくなってしまうので、
「まず、別のゲームを作りましょう!」とブランド側に提案したんです。
そのゲームの売り上げもあって、無事に『仏蘭西少女 ~Une Fille Blanche~』を
発売することができました。

でも、僕自身はそこで燃え尽きてしまって。
そんな時に、今度は『三国恋戦記 ~オトメの兵法! ~(※以下、三国恋戦記)』
というゲームのディレクターを頼まれたんです。
そのゲームもなんとか完成させました。
その後、僕はオーナーさんに新しい企画を提案したのですが、残念ながら通りませんでした。
「それなら、もう自分で作るわ!」と思い立ち、
ゲームブランド『bolero』の『らぶらぼ ~調教なんて興味のなかった俺と彼女の放課後SMラボラトリー~』の立ち上げに繋がるんです。

僕の作った企画はことごとく売れているので、オーナーさんは見る目がないなと思いますね。
これは絶対に書いておいてください。「オーナーは見る目がないな」と。
僕は、僕の能力を見誤った人は一生許さないタイプなので。


────エロゲを作り続けている三ツ矢新さんですが、
例えばソシャゲなどの制作に関わったことはありますか?

三ツ矢新:基本は18禁のPCゲームです。
唯一それ以外の分野で関わったのは、『三国恋戦記』。
非18禁の乙女ゲーですね。
このゲームの開発は、慣れない環境だったこともあって苦労しました。


────慣れない環境ですか?

三ツ矢新:スタッフがほぼ女性だったんです。
僕と、僕の相棒みたいななんでもできる技術的屋がいて、
その二人プラス女性陣みたいな感じでしたね。


────乙女ゲームは女性向け作品なので、男性とはまた違った感性がありますよね。

三ツ矢新:だから僕は、歴史に関する調べ物や進行管理はしましたが、
クオリティには口を出しませんでした。
スタッフのクオリティに関する意見は、丸呑みしようと決めていたので。
そのこだわりに男の僕が突っ込んだら、女性の心に響くゲームにならない。
「相談には乗るけど、決められるところは決めて」というスタンスでいましたね。
結果として、コンシューマーへ移植されるほどの評価をいただけたので、
やり方として間違ってはいなかったのかなと思います。


────そのような経緯で『三国恋戦記』を完成させた後に、
『eRONDO誕生秘話』【※】に繋がるのですね。

三ツ矢新:そうですね。詳細はブログを見ていただければと思います。
設立秘話に書いたことは実際ショックでしたし、悲しい話です。
業界には色々な人がいますから、そういった方たちと
どのように付き合っていけばいいか、という面では勉強になりましたけどね。

ブログに書いてあるんですけど「俺の邪魔をしないでくれ!!!」
っていうセリフが大好きなんですよ!
ここまで色々ありましたが、僕が言いたいのは結局そういうことです。


※『eRONDO誕生秘話』のリンクはこちら
https://arata-mitsuya.hatenablog.com/entry/2018/08/01/113138

『eRONDO』の戦略は落差です!

────ブランドを立ち上げてから苦労していることは何かありますか?

三ツ矢新:苦労ではないのですが、最近鬱病になりかけたことがありました。
自律神経系と不眠症の合併症で、もう虚無の世界ですよ。
面白くもないし楽しくもない。
あと一歩で鬱病というギリギリのところで「過労」と診断されて、
しばらく休養することにしました。
本当は会社のことが心配なので、休みたくはなかったんですけど。


────休養期間があったのですね

三ツ矢新:はい。復活してからは怖いもの無しになっちゃいました。


────休養中は何をされていたのですか?

三ツ矢新:基本的には何もしていませんでした。
とはいえ暇なので、映像作品とかを色々見ていたんです。
そうしたらちょっとずつ楽しくなってきて、少しずつ人間としての感性が戻ってきました。
今にして思えば、休めば治るんだから大した問題ではないですよね。
ただ、いまだに睡眠薬は飲んでいます。考えることが多すぎて、なかなか眠れないんですよね。
僕はプロデューサー兼、社長兼、プランナー兼、ディレクター兼、
スクリプター兼、シナリオ監修なので。

スクリプトを自分で作るのは僕のこだわりです。
映画制作で言えば編集パートなので、監督がやるべきだと思います。


────文章と音楽とキャラクターをどう見せるかという、演出の部分ですよね。
指示出しだけじゃなく、全て三ツ矢さんが担当されているのですか?

三ツ矢新:外部にも発注しますが、見本として、体験版の部分は全部僕が作ります。
最終的にあがってきたものを自分でチェックして、細かい部分は調整するという感じですね。

スクリプトを組む中で僕を苦しませるのは、シナリオライターの駒井半次郎という男です。
シナリオを発注すると、倍の長さになって返ってくるんですよ。
しかも面白い! だから文章を削ることができない。
僕は面白いものとか、才能がある人の意見は丸呑みするんです。
性格的に勿体無いと思ってしまって、何も言えなくなってしまうので。
結果として僕の作業時間も増えてしまって、去年ついにパンクしちゃいました。


────でも、結果として良い作品になればという感じですよね?

三ツ矢新:もちろんです。つまらなかったら、容赦なくリテイクするか、人を代えます。
とある作品を制作している時に、クオリティの低い曲をあげられたことがあって、
その時はめちゃくちゃ怒りました。
発注先の方が「もう三ツ矢さんの電話はとりたくない」と言っていたらしいです。
それくらい、クオリティに関しては厳しくチェックしています。


────『eRONDO』のサイトには「5つの約束」という項目がありますよね。
ブランドを立ち上げた時から「こういうコンセプトでいこう!」と考えていたのですか?

三ツ矢新:『eRONDO』の戦略は落差です。
というのも、僕がこの業界に入った理由として、セーラームーンと
セックスしたいというのがあったんです。
セーラームーンはテレビで脱がないじゃないですか。
でも、絶対に脱がないセーラームーンが同人誌で
エロいことしていると、興奮するじゃないですか。
これはもう大発見ですよ。
絶対に脱がないような女の子を作って脱がせるという落差!
これがうちのコンセプトで、お約束です。

いかにも脱ぎそうな女の子がエロいことをすると、インフレが起きて過激になっていく。
そうなると、CGの差分やセリフの量がどんどん増えてしまいます。
だから、落差をつけて攻めた方が絶対良いと思いますよ。


────なるほど。自身の欲求をクリエイティブな方に消化していますね。
ちなみに二次創作はしないのですか?

三ツ矢新:しませんね。
自分が感動した作品に手を加えても、超えることはできないと思っているので。
二次創作している人を非難している訳ではありませんよ。
僕自身も同人誌を買っていますから(笑)
ただ、個人的にはちょっとできないなと思います。

人はどうやったらエロいと感じるか、どうやったら面白いと感じるかもマニュアル化できます

────『こいなか -小田舎で初恋×中出しセクシャルライフ-(以下、こいなか)』は、
ヒロインのステータス画面が特徴的です。とあるゲームにちょっと似ていますよね(笑)

三ツ矢新:『実況パワフルプロ野球』のパロディですね。
面白いだろうなと思ったら、案の定ウケました。
これは僕個人のネタですが、遊び心がないとゲームはつまらないですから。


────他にも『eRONDO』のゲームには、ボタンを押すだけで
イベントCGやエッチシーンが全開放される、フルコンプボタンがあります。

三ツ矢新:最初にこのシステムを発表した時はTwitterで物議を醸しましたけど、
結果売れたので成功だと思います。
人間は楽な方に流れると思うので、新しいシステムをどんどん実践していきたいですね。

フルコンプボタンはただ楽ができるだけじゃなくて、ちゃんと罰が用意されています。
例えば、ゲーム内で獲得できるプレイヤーの称号が
『フルコンプボタン押しのすけ』に固定されるとか。
タイトル画面が、フルコンプボタンを押したら変わってしまうとか。
逆に、ちゃんとゲームをプレイしてクリアした人にはご褒美が用意されています。
楽をした人とそうでない人でバランスが取れるようにしていますね。
こういった仕様なので、フルコンプボタンを押したのに、
データを消して最初からやり直している方もいました(笑)


────とても楽しんでプレイされているのが伝わってきますね!

三ツ矢新:そうなんです! 嬉しい話です!
称号ってゲームの進行には全く関係ないんです。
そんな意味のない、たった一つのステータスで、ゲームは面白くなるんですよ。
例えば、初代マリオは各ステージのゴールに旗がありますよね?
ジャンプして上に乗ることができると5000点もらえますけど、その数字に意味はありません。
ただスコアが上がるだけ。
しかし、意味がなくても、得点をつけないと人間は上に乗ろうとしません。
こういった、ユーザーの行動を煽るようなギミックを自分のゲームにはたくさん入れています。

ゲームデザインは、いかに無意識のうちに最後までやらせるかっていう戦いなんですよね。
見透かされてしまってはダメです。
「これ意味ないじゃん」と言われてしまったらおしまいですから。
コンシューマーゲームを開発している方のインタビューも、たくさん読んで勉強しています。

人はどうやったらエロいと感じるか、どうやったら面白いと感じるかもマニュアル化できます。
そのマニュアルがたくさんあればあるほど有利。
人間の抗えない本能にダイレクトに刺さりますから。
男はこういう状況になれば興奮するとか、勃起しやすいとか、
そういったことをずっと研究してきました。
その結果、辿りついた結論は「上げてから落とす」ということ。
序盤の共通ルートで、絶対に脱がないだろうというところまで高めてから
エロシーンでもうとことんまでやる! その落差がエロさです。


────確かにエロシーンだけが続くより、
日常シーンも見れた方が、女の子のギャップも見れて興奮しますね。

三ツ矢新:要するに、脱がなさそうな女の子まで高めて脱がせるところが重要なんですよ。
最初から見た目がビッチな女の子はダメです。
そう思っていたのですが、最近はビッチ好きも多くなってきたので、また研究が必要ですね。
でもコンセプトとしては変えません。まだ、こちらの方が王道ですから。

あとはいわゆる「くっころ系」ですね。あれも男が絶対に興奮する。男性の征服欲に訴えかけてくる。
精液を服につけるのも良いです。これがなぜ良いかというと、マーキングになるから。
ユーザーが女の子を「自分のモノにした」と思えるから、服に付けた方が良いのです。
そういう細かいお約束というか、オスの本能に忍び込んでくるようなネタを
細かく入れているから、ご好評をいただいているのだと思います。

それぞれにインセンティブがあるわけですよ。
これが良くてこれはダメはない。動機付けさえしっかりしていれば、何をしても良い。
そうすれば創作の幅が広がって、自由に楽しいことができると思います。

厳しいか厳しくないかはやり方次第。考え方を変えちゃえばそんなに厳しくない

────21年間エロゲを作り続けてきた三ツ矢さんですが、今後の展望を教えていただけますか?

三ツ矢新:ツイッターにも書いてある通り、僕は年金受給者になるまでエロゲを作り続けます。
僕の人生プランとしては、フルプライスのIPを10個持って、老後はそのお金で悠々自適に
エロゲ批評家として過ごしたいですね。

『こいなか』はAndroidでもプレイできるように調整しています。
移植なども含めて、今ある『こいのす』や『こいのす☆イチャコライズ(※以下、こいちゃ)』
といったIPもどんどんバージョンアップしていこうと思います。


────『こいちゃ』はDLCが継続的に出ていました。
これらは最初から制作する計画だったのですか?

三ツ矢新:『こいちゃ』の初回盤を見た瞬間ですね。
とりあえず第3弾まで「DLC出すよ」とは予告していたんですけど、
初回盤の売り上げを見て「あ、やっぱり本当だったんだ」って。
DLサイトのダウンロード数が落ちない。横ばいなんですよね。
じゃあ、ロングテール狙いの方が良いんじゃないかなと思いました。
初回はペイできたら御の字。


────更に、DLCがセットになった完全版も発売されています。

三ツ矢新:完全版はおまけですね。
うちは100%のものを作って、追加コンテンツで120%以上にしていきます。
フルプライス分の価値がある作品をしっかり作ることが大前提。
さらに、予約した方は無料で追加コンテンツをプレイできることにすれば、
早期購入することに価値も出ます。
後から購入した方でも、ダウンロード販売を利用すればおまけもプレイできます。
こうすることで全員がハッピーになれますよね。


────市場的にフルプライスのエロゲは厳しいな、という感覚はありますか?

三ツ矢新:数的に言えば、厳しいは厳しいですけど全然食べていけますよ。
優良なゲームを作っていけば、どんどん有利になりますから。
厳しいか厳しくないかはやり方次第。考え方を変えちゃえばそんなに厳しくない。
苦しいところは苦しいなりの理由が絶対にあると思います。

例えば、うちは在籍スタッフを極力少なくしています。
現在は従業員1名に、社長が1名。他は全部外注。
ランニングコストは低いに越したことはないですから。
僕が優秀なディレクターポジションだから、外注でも良いゲームが作れちゃうんですよね。
なので、個人的にスタッフをたくさん抱える意味はないと思います。


────では、作品ごとにスタッフを集めているということでしょうか?

三ツ矢新:映画監督が会社を作って、作品毎にチームを編成するみたいなものです。
僕が映画監督で、プロダクション会社を持っています。
自分で映画の企画を立てて、制作して、興行収入を立てる。その繰り返しです。


────在籍スタッフを少なくするというのは、
『ワンポイント』を立ち上げた当初からの計画だったのでしょうか?

三ツ矢新:そういうことです。これは戦略的に、意図的にやっています。
いろんな人の失敗を見てきていますから、趣味で分析しちゃうんですよね。
うちは明確に非拡張主義を出しています。
在籍スタッフは少なくして、PCゲームしか作らないぞ、と。


────例えば『こいなか』はOVA化されていますが、
そういった企画は、三ツ矢さんの方から持ちかけたものではないということでしょうか。

三ツ矢新:先方からのオファーです。
優良コンテンツを作っていれば、オファーが来るものです。
うちは、とにかくクオリティの高いエロゲを作ることにこだわっています。


────良いものを作り続けるということですよね。

三ツ矢新:そこだけは譲れません。やっぱりクオリティコントロールに関しては厳しいですよ。
僕の柱は企画とコンセプトです。そこは絶対にブレないようにディレクションしています。
もちろん完成させることが大前提なので、わがままを言うスタッフはどれだけ有能でも切ります。
泣いて馬謖を切るじゃないですけど、色んな勇気がいるんですよ。

常にオープンでいた方が楽しい気がするんですよね

────少し前に、Twiterで三ツ矢新さんが話題になっていましたよね?
JR北海道の件です。Togetterにもまとめられていました。【※】

三ツ矢新:あれはブログに書いた通りです。
電車が動かなくて暇だったので、Twitterで遊んでいました。


────Twitterの出来事は全部オンタイムだったのですか?

三ツ矢新:そうですね。暇つぶしに煽り合いをしてたら、Twitterが炎上しちゃいました。
アンケートを取っていたら変な人が絡んできて、
僕はやることがないから遊びで煽り合いをしていたら、
どんどん炎上しちゃったんですよね。でも、ちょっと心が温まるエピソードもあるんですよ。
「この会社のゲーム絶対買わない」というツイートをした方が、
後日リプライを送ってくれたんですよ。
「やりすぎました。ごめんなさい」「あれ消します」って。そこでお互い和解しました(笑)
こういうことがあるから、人生は面白いと思います。
常にオープンでいた方が楽しい気がするんですよね。


────最後になりますが、『eRONDO』の今後についてお伺いしてもよろしいでしょうか?
これからもゲームは作り続けていくとのことですが、現在は何を作られているのですか?

三ツ矢新:コンテンツで言うと『こいなか』のアンドロイド版です。
あとはドラマCDをタイトル別に全部集めた、DVDかブルーレイを出そうかなと思ってます。
それ以外の情報はまだ秘密ですが、色々と仕込んではいます。
今後とも『eRONDO』をよろしくお願いします!


※話題になったTogetterまとめはこちら
https://togetter.com/li/1238412

取材後記

「これからもエロゲを作り続けていく」
今回の取材では、そんな頼もしい言葉を聞くことができた。
つまらないことが嫌いだという三ツ矢さんは、
取材中も様々なエピソードで我々を楽しませてくれた。
ゲームでも『こいなか』『こいのす』と2作続けて独特のシステムで
楽しませてくれた。彼は次にどんなゲームを企んでいるのだろう?
期待は膨らむばかりだ。

取材・文=かいちょ(cicoly)

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