2018年6月28日 公開日

初公開の新作情報も!『エロいと思ったら挑戦する!』──リリックボックスインタビュー【後編】

リリックボックス 新作情報 インタビュー後半

公式ページにも掲載されていない、新作ゲームの画像も入手! リリックボックスインタビュー後編!!

『妹が持になったので座薬を入れてやった件』は是非やってみてほしいです。

────数多くの作品をリリースしてきたなかで、サークルとしての代表作はなんでしょうか?

リリックボックス:複数の作家さんに協力していただいてるので「一番」を決めるのは難しいというか、ちょっと心苦しいのですが、それでもやっぱりオススメは『お兄ちゃんの半分は欲望でできています』ですね。リリックボックスの代表作と言ったらこれになります。


────逆に「もっと読まれて欲しい!」みたいな意欲的と言いますか、実験的な作品はありますか?

リリックボックス:オークですかね。『進撃のオーク』。
うちのサークルは基本ヒロインを一人に絞ってるんですけど、オークは複数ヒロインに挑戦してみた作品なんですよ。ただ、一人ヒロインのところから複数にしたせいでシーンの内容が薄くなったと思われてしまったのかもしれません。
そこが少し問題だったかなと。


────実験的な作品だったんですね?

リリックボックス:作品内に一人でも好きな子がいれば、興味が惹かれるじゃないですか。
なのでヒロインを複数人用意した方が、多くのお客さんに気に入ってもらえるんじゃないかというイメージだったんです。ただ、結果はあまり良くはなかったですね。
ラウラなんて良いキャラだと思っていたんですけど。


────ラウラの番外編がありましたね。壁尻の。

リリックボックス:出来はいいと思うんです! でも、こっちも売り上げが伸びませんでしたね。
やっぱり本編があまり売れてないので、続編はダメなのかな?


────私はあの壁尻の方を買って、それからオークを買いました(笑)

リリックボックス:壁尻だけでも読めるものなので、それだけでも買ってもらいたいんですけどね。キャラもいいですし。もしかしたらシーンが薄いのかも。まだ薄いと思われてるのかもしれない。
う〜ん、難しいですね……。


────他に「是非この作品も見て欲しい!」という意欲作はありますか?

リリックボックス:『妹が持になったので座薬を入れてやった件』は是非やってみてほしいです。具体的なシチュエーションではないですが、全部が素敵です。ノベルゲームは読むのが面倒と敬遠される方も多いと思いますが、あれはいいものです。


────作品の説明欄には原作小説をゲーム化とありますが?

リリックボックス:『ノクターンノベルズ』という小説投稿サイトで見つけて「これエロいね! ゲーム化しよう!」となって作りました。原作者さんにも連絡を取って、ブラッシュアップに協力していただきました。

スマホなどのプログラムを組める人がいたら是非。リリックボックスに是非、どうぞ。

────今後もまたコラボをする予定は?

リリックボックス:チャンスがあれば全然やります。CG集に限らず色々なものを作っていく予定なので。多分もう言っちゃっていいと思うんですけど、今はタイピングゲームを作っています。

────タイピングゲームですか?

リリックボックス:ゾンビ撃ちタイピングゲームを作っています。ゾンビがわーっと出てきて、それをタイピングで倒して行く。ゾンビを倒せないと女の子が脱がされたりやられてしまったり(笑)


────負けるとエッチシーンが見れる?

リリックボックス:でも、それだと次のステージに進めない。
次のステージに進んだら負けて。また次のステージに進んで負けて。勝って負けてを繰り返しながら進めていく感じですね。男主人公がいるので、勝ったらご褒美でイチャラブエッチシーンも見れます。


────どうしてゾンビになったんですか?

リリックボックス:タイピングで気持ち良く敵を倒すなら、相手は何が良いだろうと考えて……やっぱゾンビかな、と。群がってくるゾンビをばばばばッと倒して気持ちよく進めていく感じです。
あとは戦うヒロインが好きなので。気の強そうな黒髪ロングの制服女子に銃を持たせたい。
で、その子が犯される姿が見たい(笑)


────その気持ちはすごくわかります(笑)このゲームはPC向けですか?

リリックボックス:一旦はPC向けです。


────いずれはスマホでも出来るようになる?

リリックボックス:タイピングゲームの他にも様々な企画が進行中ですが、当然スマホやタブレットでの展開も考えています。ただ、とにかくスマホ対応の初期技術がないので。問題はそこなんですよ。スマホとかのプログラムを組める人がいたら是非。リリックボックスに是非、どうぞ。

基本は一人の性癖に偏らせているんですよ。

────幅広く様々な作品を制作しているリリックボックスさんですが、サークルの理念や全体としてのこだわりはありますか?

リリックボックス:ジャンルがなんでもありなところです。イチャラブから寝取られまで、とにかくエロいと思ったらなんでも挑戦します。どんなに好きなジャンルでもやり続ければ飽きてしまうものなので。挑戦を続けてきたから、5年も活動を続けることができたんじゃないかなと思います。


────サークル内で意見が別れたり対立することは?

リリックボックス:あんまりないですね。


────全員が同じ方向を向いている?

リリックボックス:というより、対立するとまとまらなくなって崩れてしまうので。
基本は一人の性癖に偏らせているんですよ。それぞれの趣向に合わせようとすると誰も好まない、誰もいいと思わない作品になってしまうので。一人がいいと思うものに特化して作ります。


────「この作品はお前のエロだ!」という感じでしょうか?

リリックボックス:それぞれの作品ごとにエロを突き詰めていく。自分がいいと思うものは、それに共感する人間がどこかに出てくるので。これをみんなでやってしまうと、薄まってしまうんです。


────幕の内弁当みたいになってしまう。

リリックボックス:一人がまとめた方がいいんじゃないかな、というのがサークルの結論です。
人の性癖には意見ができないと思うんです。言語化するのも難しいので、なかなか伝えることも受け取ることもできない。だから取り入れることができないんですよね。もちろん理解する努力はしますが、半分もできればいい方じゃないでしょうか?

まだまだ開発中のものはあります!

29 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事のライター

かいちょ かいちょ

この記事へのコメント

コメントはまだありません

コメントを書く